| 日本の山林循環について |
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経済がグローバル化しても 環境はグローバル化できない 今までも林業の現状につきまして何回か書いてきましたが、林業の危機的状況はさらに深刻さを増し、一刻も早く打開策を実行に移さなくてはならない状況にきています。今回は私どもの提言と実際に行っている活動を書かせていただきます。 --(有)小川耕太郎∞百合子社からの提案-- 何度も書いていることではありますが、現在日本の林業・製材業は経営がまったく成り立たない状況になっています。外材・積層材に住宅の構造材としての役割を取って代わられ、売れなくなっていることが原因です。このままでは、日本の林業・製材業が無くなってしまいかねません。木材業界だけでなく多くの業界が今、同様の問題に直面しています。経済のグローバル化というのでしょうか。本当にそれでよいのか疑問に感じております。情報や知識がグローバルに共有できること、同じものがより安く手に入ることは良いことだと思います。しかし、日本は生産性の低い農林漁業を捨て、サービス業と付加価値の高い製品を製造するだけの国にして良いのでしょうか?考えてみてください、日本の空気が汚れたからといってアマゾンから空気を運んでくるなんてできるでしょうか。もちろんできるわけがありません。環境というものはグローバル化できないのです。つまり、グローバル化といって効率だけを優先していては、生活の基本である衣・食・住そのものが不安定になってしまうということです。それぞれの地域ごとに第一・第二・第三次産業がある、自然があって産業があるようにしなければいけないのではないでしょうか |
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山の手入れが行き届かず、 森林のもつ公益機能が損なわれる。 国産材を循環できる程度に 利用することは必要不可欠 |
![]() 日本で初めてFSCを認証 三重県海山町速水林業 三重県尾鷲市 (近々FSCの認証を取得する予定) |
森林ボランティアが盛んになってきておりますが、それだけで日本の山林を維持管理することは不可能ですし、補助金を使うやり方はコストが掛かり過ぎます。林業や製材業などの産業が成り立つからこそ、それらを生業にしている人たちは森林に入り、山の手入れをすることができるのです。このまま放置すれば、日本の林業・製材業は崩壊してしまうでしょう。いくら健康住宅を建てても、周りの環境が悪化し、安心・安全に暮らすことができなくなる恐れがあるのです。国産材を循環できる程度に利用することが今、必要不可欠なのです。林業家・製材業者も工夫が必要です。今までのように住宅の構造材を作り、市場任せで販売するだけの時代は終わりました。木材の利用を促すための取り組みを始めなくてはなりません。 |
住宅の新築数に頼らない林業、 製材業の経営。これからの 山林循環経済活動の構想。 今までのような人任せの販売から一歩踏み出し、地域の山の大切さを施主に伝えながら直接販売していく仕組みつくり ●杉パネルを高速道路の遮音壁・吸音壁に利用する取り組み。間伐材を炭にしたり、間伐材を漁礁に利用する方法。 ●ひのきの鉋屑を使った生涯学習プログラムの作成の工夫。 環境教育を目的とした山林の活用。 ●山や川を利用したエコツアーの開催。 ●親子環境教室等への利用。 ひのきの精油、リグニンの活用、ペレット、発電等利用の複合化。 ●山林の適正管理による緑のダム構想。林業従事者の育成。 ●間伐材の2、4への利用 ●排出権取引のためには木の成長量が必要になるため、適正管理されていることが必要。 少し専門的になりましたが、このような取り組みにより、住宅の新築数に頼らない林業・製材業の経営が必要と考えております。林業・製材業者はその役割を認識し、節度を持ち、努力し、消費者に伝えることが大切です。そして、消費者も自然を生かす商品を知る努力をし、それらの商品をできるだけ購入し、産業を育て、環境に貢献すべきだと考えます。 |
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県産木材推進研究会に参加。三重県・林業家・製材所・設計士・工務店・消費者の方々と共に地域材を使った家作りのシステム開発と勉強会を始めることになりました。 2.三重県農林課が取り組む、地産地消でエコスクール。 三重県四日市市にシックスクール問題に対応したモデル校を作ります。完全な対応は難しいですが、化学物質に敏感な子どもでも通える学校にしたいと思っております。 3.尾鷲材の建築用材一棟分の請負 鰍ィわせ木楽屋を中心に、山を案内し、丸太・製材所・加工所の見学会を行い、家一棟分の請負ができるようしていきます。 4.建材用以外の木材利用を広げるための新商品開発 建築用材以外の木材利用を広げるために新商品開発・販売のお手伝いを始めます。 5.バイオマス利用 バイオマス利用についての情報の提供、いくつかの会社との共同事業を検討しています。 6.環境ワークショップ 環境教育プログラムの作成及び地元のボランティア団体と共同で親子・設計士・施主を対象の環境学習会を開催していきます。 7.未晒し蜜ロウワックスの整備 蜜ロウワックスの情報公開、カタログの整備をし、トラブルなくワックスを利用できるようにしていきます。 8.未晒し蜜ロウワックスだけでなく地域全体のPR活動に寄与していきます。 |
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| シック スクール の勉強会 地域の 山 勉強会 |
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