滋賀県山東町立幼稚園に行く 


 2003年12月、山東町住民の皆さんと児童達でウッドロングエコをウッドデッキに塗布しました。その後約一年が経ち、この幼稚園がどんな風に変わったか楽しみ!非常にワクワクしながら幼稚園へ向かいました。あー!住民みなさんで塗布したウッドデッキで園児達が遊んでいました。ウッドデッキは教室からそのまま延長された形で作られています。それなりに傷やシミなどもありますが、色味も自然な感じで風景とマッチしており、とてもキレイでした。一部直接土に接しているウッドデッキもありましたが、そういった部分でも木の状態は良好です。今後も出来る限りご報告させて頂きたいと思います。

上:ウッドデッキでお昼寝
下:土に直接接するウッドデッキ
防げなかったシックスクール 東京都国立小学校
2003年9月11日放映NHKテレビ「おはよう日本」中継AM7:45〜
 東京都内で夏休み前に校舎改修に伴う検査で、室内から化学物質が基準量以上に検出されたケースが相次いだ事(いわゆるシックスクール問題)を受け、この夏休みに行われた工事では、室内で使う建材、塗料などは問題となる物質を含まないことを徹底された。ところが東京都国立市の小学校では、新学期を前に検査で室内から基準値を上回るキシレンが検出された。原因を調べたところ、外壁に使われていた塗料に含まれるキシレンが、換気口などを伝わって室内に侵入したらしいことがわかってきた、ということを現場から中継で伝えた。事前の検査でキシレンが文部科学省のい基準の2倍程度検出されたため、校舎を閉鎖した。

 ウッドデッキは家族の憩いの場としてリビングの延長の感覚で設計され、素足のままでウッドデッキを歩かれる方が増えています。現在、国が定めるシックハウスをおこす有害化学物質の規制は室内のみですが、換気により室外で使われた建材に含まれる有害化学物質が室内から入ってしまいます。子ども達が安心して素足で歩けるようにウッドデッキに使われる木材保護剤に安全性を求められる施主様が増えてきています。
  山東幼稚園林野庁長官賞を受賞
 木材利用推進中央協議会が主催する優良木造施設に、山東町町立幼稚園が、滋賀県で初めて選ばれ、2003年7月3日に東京都で開催された木材推進国会会議の席上で三山山東町が石原林野庁から表彰されました。この施設は、幼稚園と地域交流施設の2つの機能を併せた一部2階建の木造施設で、園児の他、地域住民や親子がふれあい、くつろげる空間を提供しています。

受賞理由
1.湖北に伝統に伝わる平三斗組みや肘木といった伝統工法と現在の杉を
  用いた大断面集成材工法との対比をみせたこと

2.良質な環境保護に充填を置き、塗料に未晒し蜜ロウワックスを使用する
  など出来る限り自然のままの素材を活かせるように配慮したこと 等

この施設を通じ、地域材を用いた木材公共施設の広がりが期待されます。
(雑誌 林業滋賀「淡海のもり」より 発行所/滋賀県林業協会発行2003年3/8 NO.174より引用)

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 小川耕太郎構想    21世紀型山林の循環経済活動
      それぞれの地域で筍のように生まれている循環経済活動
      それらをつなげることによって木材の新しい需要と供給が生まれる。
      〜蛍の見えるまちづくり+フォレストボードウオーク+情報のバリアフリー化〜