材木屋とハチミツ職人がつくった 未晒し蜜ロウワックス

Sさん一家の蜜ロウワックス塗装体験レポート

日時:4 月21 日(金)9:00~14:00
場所:S 邸(尾鷲市瀬木山町)
作業人数:男性5名、女性2名

4 月21 日、尾鷲にあるS 邸で、「未晒し蜜ロウワックス」塗りが行われました。
お施主のS さんは、37才、市役所に勤務。
奥さん、3 人のお子さんと一緒にこの家に住みます。
海が近く少し高台になった場所に立つ2 階建ての住宅。
内装は地場特産である尾鷲檜をふんだんに使用しています。
その檜のフローリングや腰壁に、同じく地場産である「未晒し蜜ロウワックス」を「自分で塗りたい」と声がかかり、小川社の藤井と速水が伺いしました。

現場に着くと、既にSさん夫妻他、S さんのご両親、親戚の方、工務店の方が7人ほど、勢ぞろい!
地元尾鷲でも、これだけ檜を内装に使用した住宅は今では少なく、みなさん「やっぱ、桧の床はええなぁ」と、濃いピンク色をした赤味が特徴の尾鷲檜フローリングをなでていました。

S 邸は、延床約42坪。
1F は15畳のダイニングキッチン(フローリング)、6畳の和室2部屋、トイレ、浴室。
2F は、5畳の洋室(フローリング)2 部屋、6畳の和室1 部屋、4畳の納戸、トイレ、という間取です。
床板他、2F の洋室の壁は、天井までの板張り、又和室も腰壁を張っているので、ワックスを塗る面積は、約80畳分くらいでしょうか。
かなりの面積です。

まず、未晒し蜜ロウワックスの塗り方を説明。

1、スポンジに、約ティースプーン一杯分のワックスを取る。
2、スプーンなどで、ワックスをスポンジにまんべんなく伸ばす。(パンにバターを塗る感覚です)
3、塗る。ギュッと押さえてしまわず、最初はサッサッサッ。後から、力を入れて伸ばす。
4、乾いた布にもちかえ、乾拭きをしっかり丁寧に。手で触ってもサラッとしている状態まで。
5、上記を繰り返し、塗り進む。

お手伝いの方が多数いましたので、
・ワックスをスポンジに取る方
・スポンジで塗る方
・乾拭きする方
と、役割分担してもらいました。

今回、目から鱗だったのは、「ワックスをスポンジに取る作業を一人の方に一貫して行ってもらった」ことです。
試し塗りで、「このくらいのワックスの量で、板何枚分くらいが塗れる」など把握してしまえば、その方が、適量をスポンジに取りなじませ、「スポンジで塗る係り」の方は適量を安心して塗り進めていけます。
また、少し離れたところから、作業箇所を見ることもでき、光の反射によって近くではわかりにくい、塗りすぎや塗り残しの箇所などを指摘することもできます。

工務店の方は一人だけで、あとは素人の方ばかりだったのですが、ゆっくりとお茶の時間、お昼ご飯を取っても、朝九時半から始まり、二時には終えることができました。
使用したワックスのタイプはC タイプ、量は1リットルを少し余る程度。
ほんとによく伸びました!

適量を非常に綺麗に薄づきで塗れましたので、塗った後、すぐに靴下で歩いても大丈夫なほどサラッとしていましたが、土日をはさんで十分に乾かし、二日後に引越しの荷物を入れていく、とのことでした。